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マダニに刺されて死亡することもある為、「殺人ダニ」とも呼ばれるマダニですが、刺されたら必ず死ぬということではない様です。
マダニの生態や、マダニによってかかる感染症の事や対処法をわかっていればむやみに怖がることはなくなるのではないでしょうか?
これから夏に向けてのレジャーシーズンに役立つよう、マダニについて調べてみました。

マダニ

マダニってどんな虫?マダニの生態について

マダニの大きさは2~4mmで、普通家にいるイエダニの0.3mmと比べるととても大きいですね。
なので、イエダニは見えませんが、マダニは見えます。
そして血を吸うと10~15mm位に大きくなるものもいます。

上の画像は血を吸う前のマダニと地を吸って大きくなったマダニです。

蚊も血を吸ったあとはおなか(?)が大きくなっていますが、こんなに何倍も大きくはなりません。
蚊など一般的に吸血する虫は、ストローのような口を刺し、血管から直接血を吸います。

しかしマダニは、ハサミの様な形をした口で皮膚を噛み切り、ギザギザした歯を差し込み、
接着剤の様な物質でしっかりとくっつき、1週間~10日もくっついたままで血を吸います。

大量の血を吸った結果元の大きさの何倍もの大きさになるということです。

マダニが怖いと言われているのは、マダニを媒介としてかかる感染症がある為です。

ただし、マダニのすべてがウイルスを保有しているわけではなく、日本のマダニのウイルス保有率などは現在調査中のようで、詳しいことはわかっていません。

こんなに恐ろしいマダニは一体どこにいるのか?

マダニの活動期間は春から秋にかけてで、
ドライブやキャンプなどで訪れる郊外の山や森の草むらや、広い公園や河川敷の草むらなどに潜み、そばを通りがかった動物や人に寄生し吸血します。

ただ、近年気象の変化やそれに伴う野生動物の生息地の変化で、マダニの生息地も変化してきているようです。

海岸部や民家の裏庭、田畑、あぜ道などでも感染例があるということなので、
刺された場合はすぐに対処が必要ということです。

マダニに刺された場合の対処方法は?

マダニに咬まれるとチクリとした痛みがあり、かゆみもあり、赤く内出血のようになります。

マダニが吸血中の場合、皮膚にギザギザした歯を食い込ませているため、
無理に引っ張るとマダニの口先が皮膚に残ってしまいます。

口先が残ると手術(皮膚の切開)が必要になるかもしれないので、そのまますぐに皮膚科を受診するのが良いでしょう。

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ちょっとリアルですが、口がしっかりとくっついているのがわかります。

自分で取る場合は、絶対に引っ張ってはがしてはいけません。
2つの例を紹介しますが、取った後なるべく早く皮膚科を受診しましょう。

キンチョールなどの殺虫剤のスプレーを綿棒にふきかけてマダニに塗ると、殺虫効果で外れます。

または、かみついている部分にワセリンを塗るとマダニは窒息して外れます。

刺されてから24時間を超えると感染症のリスクが高くなると言われているので、
出来るだけ早く見つけることが大事な様です。

ペットがマダニに刺された時も同じですので、すぐに動物病院へ連れて行ってあげましょう。

マダニに刺された場合の症状は?

マダニに刺されてかかる感染症で一番怖いのが、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)です。

SFTSウイルスを保有するマダニに刺されると、1~2週間の潜伏期間のあと、
38度以上の高熱、吐き気、嘔吐、腹痛、下痢などの症状がでてきます。

SFTSは現段階では治療薬がないため、重症化すると命を落としてしまうこともあります。

ライム病ウイルスを保有するマダニに刺されると、感染初期の症状として数日から数週間後に
マダニに刺された跡を中心とする紅斑が現れます。

また、風邪の症状と同じような筋肉痛、関節痛、頭痛、悪寒があります。

日本紅斑熱ウイルスを保有するマダニに刺されるとかゆみのない発疹や発熱などがあり、
重症化すると高熱 が出て倒れてしまったりします。

感染初期であれば大事にならず治療が可能です。

回帰熱ウイルスを保有するマダニに刺されると熱が上がったり下がったりします。
発熱期と無熱期を数回繰り返すことからこの名前がついたそうです。
治療せずに放置すると致死率は最大40% 程にもなるので要注意です。

まとめ

山林や草むらに入る時やペットの散歩で河川敷に行くなどの時は、長袖、長ズボンの着用や、
防虫スプレーでガードしましょう(それでも完璧ではありませんが)

子供と遊びに行った時には、帰って来てすぐにお風呂に入り、全身をチェックすれば安心ですね。

むやみに怖がるのではなく、刺されたら無理に取らずに病院へ行くということを覚えておいて、
冷静に対処するようにしたいですね。

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