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妊婦さんが溶連菌感染症に感染したら怖いということは聞いたことがあるのですが、何がどう怖いのでしょうか?

溶連菌感染症は、幼稚園児~小学生が良くかかる病気だという認識でしたが、調べてみると、溶連菌にも種類があることがわかりました。
無駄に怖がらす、きっちりと溶連菌に対処できるように詳しく調べてみました。

溶連菌 妊婦 感染 影響

なんだかすごそうな名前だけど、溶連菌ってどんな菌?

溶連菌とは、正式には溶血性連鎖球菌と呼ばれる細菌で、α溶血とβ溶血を呈する2種類があり、
ヒトに病原性を有するものはβ溶血の、A群、B群、C群、G群などです。

溶連菌感染症の90%以上がA群によるものです。

子供がよくかかる溶連菌感染症は
A群溶血性連鎖球菌(A群β溶血性連鎖球菌)によるものです。
溶連菌に感染して発症するのは2~15歳が多く
症状は、のどの痛み・発熱・いちご舌・発疹などが見受けられます。

溶連菌感染症は、抗生物質が良く効く病気なので、しっかり薬を飲めば心配ない病気ですが、症状が無くなったといって勝手に薬を飲むのをやめたり、治療しないでいるとこじらせて重い肺炎やリューマチ熱、急性糸球体腎炎などの原因になるなど、怖い面もあります。

大人も子供同様に感染するのですが
抵抗力が落ちてきている時以外は免疫があるので発症は少ない様です。
ほかに、B群溶連菌は、成人男女共に、約30%程の確率で腸の中に存在する雑菌で
大腸菌の様に便中に含まれます。

その為、無症状で女性の腟や肛門周囲など産道になる部分にいることも多く、
約10%の人のおりものの中に存在すると言われています。

体内に菌があっても何も悪さはしませんが
妊娠中や体力が低下すると細菌性膣炎を起こす原因になります。

空気感染??飛沫感染??溶連菌の感染経路は?

A群溶連菌の感染経路は、咳やくしゃみなどの飛沫感染をしますが、溶連菌に汚染された食品が原因のこともあります。
子供がかかったら、兄弟には50%、大人の家族には20%の確率で感染すると言われています。

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体調を崩して抵抗力の落ちている大人や、妊婦さんは感染すると発症しやすいので、注意してください。
また、B群溶連菌の場合は、体内に在住する雑菌ということで
感染を防ぐ手段などは特にないようです。

妊婦さんが感染したらおなかの赤ちゃんへの影響は??

A群溶連菌に感染して発症した場合、抗生物質での治療となるので
妊娠していることを医師に告げましょう。
赤ちゃんに影響のない抗生物質を処方してもらえます。

妊婦さんに心配されるのはB群溶連菌の方ですが、
妊娠初期に溶連菌検査をしますので、陽性の場合はきちんと治療しましょう。

赤ちゃんは羊水に守られているので、直接の感染はありません。
しかし、羊膜に感染すると切迫早産や前期破水を引き起こしたりします。

B群溶血性連鎖球菌だけではなく膣内に雑菌がいることで子宮口がやわらかくなりやすく破水の原因にもなります。
膣内が感染している場合、出産までに治療をするか、お産のときに抗生物質を点滴し予防することもあるようです。

出産の時赤ちゃんの皮膚表面にB群溶連菌が検出されても、
それが、イコール新生児感染というわけではなく98%は赤ちゃんに感染しません。

ただ、100%の予防は難しく、万が一分娩時に赤ちゃんが感染してしまった場合には、
新生児GBS感染症といい、呼吸困難が起こったり、髄膜炎や肺炎などの重大な病気になり、命にかかわることもあります。

早期発見できれば、抗菌薬を投与しますが、楽観できない状態が続くでしょう。

このように、赤ちゃんがGBSに感染して発症するケースは少ないとはいえ、
発症したら大変重症になり、死に至るような病気なのです。


おなかの赤ちゃんに聞かせる音楽です。
ちょっと怖い話もしたので 聞いてリラックスして下さいね。

妊婦さんが感染した時の治療方法は?

基本的な治療は毎日1個、抗生物質の膣錠を膣内に入れるだけです。
期間は7日~10日ほどで除菌できるそうです。
副作用は膣内や外陰部が薬にかぶれ、痒くなることがある程度のようです。

この方法で取り除けないしつこいケースの場合は飲み薬の抗生物質を使いますが、
胎児に影響のない抗生物質を使用するので治療に心配はありません。

抗生物質にアレルギーがなければその副作用はほとんどありません。

まとめ

妊婦さんには少し心配になることもありますが、多くの女性が保菌者です。
もし心配な場合はいくつかの病院で診てもらうのもいいと思います。
あまり心配せず、妊娠中はおなかの赤ちゃんの為にもゆったりと過ごしてくださいね。

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